長い夏が終わり、ようやく採種の季節になりました

(エゴノキの果実と、その中に潜む種)

こんにちは、国分農園の野田です。

朝晩めっきり涼しくなってきて、やっと過ごしやすい気候になってきましたね。

 

やっと秋を感じられるこの時期、春から育った木々の枝に実がなってきております。

弊社は種から植木の生産をおこなっておりますので、絶好の採種シーズンがきました。

上記の写真はエゴノキの果実を割り、中から種を取り出しているところです。

このような感じでひとつづつ丁寧に種を取り出していきます。

なかには生育の悪いものや割れてしまっているものもありますので、生育が見込める種だけを集めていきます。

樹種によって果実の形は様々ですので、割って取り出せばいいものもあれば、ミキサーにかけて小さな種を集めなければいけないものもあります。

この日、集められたものはアオダモ、アカシデ、エゴノキ、クマシデ、シラキ、マルバノキ、ヤブツバキ、ヤマモミジでした。

日に当てて乾燥させ、種を植える時期まで保管します。

 

非常に地味な作業ですが、お客さまの庭へ次世代の植木を届けるための大事な1歩です。

出荷できる製品になるまで、木の成長は何年もかかります。

長い目で手をかけ付き合っていき、素晴らしい植木となるよう育てていきます。

 

いつかみなさまのお庭にお邪魔するかもしれませんので、その際には、小さな種からできたんだな、と思っていただけると幸いです。

 

国分農園  野田 義紀

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