エクステリア&ガーデンフェアの見学に行ってきました②

こんにちは、国分農園の野田です。

ついこないだまで木々の芽が出て、春に咲く花々を横目に畑に出ていたのですが、あっという間に台風が来て、じめじめした季節になってしまいましたね。

前回に引き続き、今回もエクステリア&ガーデンフェアを見て感じた事をお伝えしたいと思います。

 

カーボンニュートラルを目指すための商材が目に入ってくる

温室効果ガスの排出をゼロにするために何を行えばいいのかが注目されている昨今ですが、先日弊社の事業サポートをしてくださる方とのお話の中で、

「国分農園さんは植木を生産して街中に植栽されているので、カーボンニュートラルの実行を企業活動の中心にされている企業ですね」

と、おっしゃられていました。

それを聞いたとたん、自分の世界とは遠く彼方にあると思っていたカーボンニュートラルの話がぐっと身近に感じられるようになりました。

 

ですので今回のガーデンフェアでも、植栽にプラスになるよな商材が気になりじっくり見てしまいました。

たとえば、この駐車場ポールです。

ポール上端に植栽ポットを乗せることができるようになっています。

主に企業などで使われるものなんでしょうが、無機質な駐車場というスペースにちょっとした涼を設けることができそうなものです。

つなげて設置して季節の花などを飾ってもいいかもしれません。

 

また、壁面緑化のフェンスも展示されていました。

これは前後2重構造のメッシュに蔦が巻き付き、密度の高い緑化壁を作ることができるそうです。

 

こういったものであれば建売の住宅などでも、ただシンボルツリーを植えておしまい、ではなく庭の緑化率を上げる事ができそうでお客さまに勧めてみたいな、と感じました。

 

ウッド素材のモダンな表札を合わせるのもよさそうですね。

これは住所表記中心のものだそうです。

弊社の業務としては上記写真のように、植木、下草、苔、石材などをふんだんに使った庭園をご提案したいのが1番なのですが、管理がしやすいシンプル思考の庭を求めていらっしゃるお客さまが多いのが現実です。

 

現在、企業敷地では当たり前のように敷地内緑化について語られていますが、大規模なことではなく、シンプルな中でも個人個人の庭に上記のような素材を使ってちょっとした植栽を足すことが、結果として都市全体のカーボンニュートラルにつながるのかもしれませんね。

 

エクステリア&ガーデンフェアを拝見しまして、造園のトレンドが日々アップデートされているのを強く感じました。

時代的に、植えたらおしまい、ではなく、植栽を通じていかにその土地の価値を高められ、住環境をよくして住みやすく思っていただける提案ができるようにならなければ、と思いました。

 

国分農園  野田 義紀

 

 

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