こんにちは、国分農園の野田です。
日差しが温かくなってきて、もう間もなく春本番ですね。
私は大いに花粉も感じられるようになってきて、マスクが手放せなくなってきましたが…会社の梅の花もちらほら咲き始めてきました。
竹藤商店様新展示場 準備の段階で用意する植木の本数が違う
(写真左の茶色の建物が小型のハウスです)
前々回のブログでさらっとお伝えしましたが、弊社では時折大規模な植栽現場を担当することがあります。
今回は弊社も資材購入で大変お世話になっている、小牧市の竹籐商店さまの展示場の植栽のご依頼をいただきました。
ここは広い敷地の中に、複数の小型ハウスを展示する場所で、それら建造物の周りを植栽するのがわれわれの仕事です。
弊社の畑からご用意させていただいた植木としては、ヒメユズリハ7m、ロドレイア5m、サルスベリ6m、イロハモミジ4m、ジューンベリー5m、ドウダンツツジ1.5m…などなど数十本のご注文を賜りました。
特にこの立派なサルスベリは10年以上会社に植わっていたもので、彫り上げる際の根鉢が1m以上の特大サイズになり、5m以上の樹高があるのでクレーンを使ってトラックに乗せなければいけません。
トラックに積載する前に、移動時の枝折れを防ぎ、荷物サイズを小さくするために枝を縛っていくのですが…
普段よく使う2~3mのジューンベリーやアオダモなんかは枝を3回ほど縛れば運搬しやすい形になります。
しかしこのサルスベリのように大型で葉張が広いものは先端から順に10回以上枝を縛らなければいけません。
しかも枝の広がりが大きいと、ひとりが抱きかかえるように枝を狭めて、もうひとりが急いで縛る、という作業も必要になります。
縛りが苦手でもたついてしまう私は、力いっぱい枝を抱きかかえている同僚に「はやくしてくれー」と何度も言われてしまいました。
何十本と巨大な木が必要な現場では、まず掘り取りと輸送のための準備が非常に大掛かりとなるのですね。
(いい写真がありませんでしたが、この荷台に山盛り植木が載ります)
今回は資材屋さんの展示場での作業ですので、樹を固定するための杭や竹、番線などは竹籐さまから直接入手することができますので、その点は非常に便利でありがたかったです。
資材や道具の忘れ物があった場合は近くのホームセンターまで駆けこまなければいけませんからね。
そして何十本の植木をいっぺんに植えることは難しいので、年末11月から年明け1月にかけて何度かにスケジュールを分けて植栽工事に挑みました。
なかなかうまくいかなくて悔しい思いをした現地作業について、次回のブログでお伝えします。
国分農園 野田 義紀
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