こんにちは、国分農園の野田です。
春の足音が近づいてくる2月、この時期の稲沢市は天下の奇祭、国府宮はだか祭りでにぎわっています。
弊社からも社長以下数名の従業員が寒さをものともせず参加しており、祭りの活気を感じられる季節ですね。
そんなおめでたい時期ですが、弊社では先日、2月の勉強会を行いました。
テーマは「安全管理」です。
一瞬の油断が事故につながる
弊社では従業員の成長の一環として、勉強会を行っています。
社長がテーマを出してくださる時もあるのですが、従業員自ら○○を学びたい、と主題を決める事もあります。
その際にはまず、
こういった企画書を作成し、資料や実技の道具を用意します。
それを社長のアドバイスを得ながら改善し、実施していく流れになっています。
今回は皆さんの事故、怪我などの経験を話していただき、どうしたら安全に仕事を行うことができるかについて話し合いました。
ただ、ことばを聞くだけでは記憶に残りにくいので、日本造園組合連合会のHPより危険予知訓練シート集をダウンロードし、普段の業務の状況をイラストで確認しながら、その場面でどういった危険があり、予防策は何が出来るかを話し合いました。
例えばこの状況です。
肩掛けの草刈機を使用して草刈をしています。
パッと見ただけでも、草刈をする場所に缶やブロックなどが落ちており、これを跳ねると自分や周囲の車、建物などを傷つける恐れがあります。
後ろの作業員に気づかず、草刈機の刃で怪我をさせてしまう恐れもありますね。
刃先に防護カバーがないので、足を切ってしまう可能性もあります。
作業経験の長い方の話では、欠けた刃先が顔に当たったこともあったそうです。
ですので、使用する機器の点検、作業現場の状況の確認、作業者同士の声掛けや距離の取り方など、ひと、もの、場所に対しての安全意識が全て配慮されていないと事故が起こる可能性があるんですね。
その他にも…
脚立上で剪定や伐採を行っているときの状況
(刈り込みばさみが足元に置いてあったり、害虫に気づいていなかったり、安全帯をつけていなかったりしますね)
バックホーの乗り降り時の状況
(降車用スロープが傾いていますし、足元がぬかるんでいて滑る恐れがありますね)
重機が関わる状況は重大事故につながりやすいので、より一層の安全管理が必要になってきます。
こちらは殺虫剤散布を行っているところですね。
(風向きを考慮しておらず自分にかかっている、通行人にかからぬよう現場の規制をおこなっていないなど)
散布作業は植木畑で毎年行う事なので、普段からの危機に対する姿勢が問われる業務です。
…と、こういった状況イラストを確認しながら、何に気を付けたら安全に作業ができるのかを学んでいきました。
ただ、これはあくまで知識です。
実際は現場に出て、道具を使って、周りの環境を自らの目で観察して、はじめて身につくものだと思います。
頭の中の安全管理の目次として、今回の学びを覚えていく必要があるな、と感じました。
これからも事故なく、皆さまのお庭に素敵な植栽を行っていきたいと思います。
新緑の季節になりますので、ご自宅に新しい木を迎えてみてはいかがですか?
ご依頼お待ちしております。
国分農園 野田 義紀
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