(各社の展示にあった坪庭のような植栽帯を見学するのも興味深かったです)
こんにちは、国分農園の野田です。
5月の勉強会を兼ねて、ポートメッセなごやで開催されている「エクステリア&ガーデンフェア」に社員一同行ってきました。
フェンスや表札、敷石や照明など様々な商材が陳列されており、約5時間ほどでしたがたくさんの刺激を受ける体験でした。
その中でいくつかのセミナーがあり、普段から業務でお世話になっている田主丸緑地建設の小西範揚さまの講演を拝聴し、大変勉強になりましたので、所感をお伝えしたいと思います。
土地の価値を高める、という考え方
ご依頼を受けた庭を設計する際の、ひとつひとつの素材をどう活かすかの考え方のお話を伺い、
その中で建物と植栽、エクステリアを全てプロデュースされたスパの話があり、そのお考えが大変興味深い内容でした。
その中でおっしゃられていたことが、ありきたりな建物の周りに樹を植える、だけだと周辺の風景との調和がなく、ただそこに樹を植えました、だけで地域との一体感がないものができあがってしまう。
そうではなく、利益を生むための方法はなにか?
それが、豊富な植栽と調和した建物自体をプロデュースし、無価値だった土地に「風景」を作り、その土地に継続的な価値を生み出す、という発想でした。
建物ありきで考えていくのではなく、土地→駐車場や道路→植栽や築山→最後に建物、という順の発想で風景を作っていくそうです。
その土地にできる完成形の風景を逆算して地面から考えていくのか、と聴いていて感動してしまいました。
弊社の業務で、なかなか建物から始める、ということはないと思いますが、講演の中で伺った、「その土地に調和した風景」をつくり、それが価値になるという発想は常に頭に入れておくべくだな、と感じました。
まだまだガーデンフェアについて書きたいことはるのですが、また次回にご紹介したいと思います。
国分農園 野田 義紀
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