年末年始、降雪が続き、霜も降りる寒い季節になってきましたね。
こんにちは、国分農園の野田です。
2022年1月21日に建築資材などでお世話になっている、小牧市の竹藤商店さま主催の
「緑化木栽培時の土壌診断と土壌改良」講座の講師に抜擢されワークショップを行ってきました。
(午前の部の講師 大喜造園土木の久志様)
午前中は竹炭による土中環境改善の講座を聞かせていただき、昼食を挟んで弊社の講座の時間となりました。
普段行っている植付け作業を丁寧にお伝えする
午前の講座は屋内での座学でしたが、午後からは屋外で実際に手を動かしていただく時間となりました。
弊社の事前準備としては、前日から講座で使用する樹木を搬入し、5mのチャボヒバ用の巨大な植穴を先に掘り、さらに土入れを行っていつでも実作業ができるようにしております。
今回の講座参加者は15名ほどおりましたので、樹木のサイズに合わせて2~5名のグループに分かれていただきスタートです。
植付けを行うにあたって、株式会社花ごころの村田様から、施工環境のC/N比に合わせた堆肥の使い分けについてのご説明をいただき、
弊社の橋本から実作業のコツについて説明をおこない、
グループごとに実作業を進めていただき、弊社のスタッフはサポートのため各グループを回り、お手伝いのためにぐるぐると各所を見回ります。
作業内容としては、
植穴掘り (根鉢の天井が地面の高さに合うようにする)
バーク堆肥などの土壌改良剤や肥料を土とよく混ぜる
見栄えの良さを考えながら樹木の向きを決め、植穴に入れる
(重量のある高木の場合はクレーンで釣り上げ搬入)
土を戻し、たっぷりの水で水極めをおこなう
と、ここまでの工程を行っていただきました。
普段の実務で慣れている方は、テキパキと作業を進めておりました。
ただ、参加者お話を伺うと、高木サイズの樹木は扱ったことがないとか、実作業が初めてですという方もいらっしゃいましたので、ひとつひとつの工程にどういった効果があるのかを説明させていただきました。
説明しながら、普段自分たちが当たり前のように行っている作業がいかに樹木に対してよい効果を発揮しているのかを改めて確認できた、非常にいい機会になりました。
各グループ、しっかり植え込みを行い、午後の講座も終了です。
ご参加いただいたみなさま、北風の吹き荒れる非常に寒い中、長時間の作業をありがとうございました。
アウトプットの大切さがよく分かる一日
入社半年のひよっこが、助手とはいえ教える側に回っていいのだろうかとドキドキしていましたが、参加者の方々とコミュニケーションを取りながら一日を過ごしたところ、自分の経験や知識をお伝えすることによって、自分自身のできること、わからないことの整理ができましたので、実りのある時間になったなと感じております。
もし次の機会があるのならば、参加者の方にもっとわかりやすく弊社の技術を伝えられるよう、どういった方法がいいのかを考えたいとおもいます。
ほんとうに、教える、教わる、の大切さが身に染みた一日でした。
野田 義紀
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