新入社員の記録 マニュアル車の運転と、畑を探して迷子になる

こんにちは、国分農園新入社員の野田です。

みなさんは普段から自動車の運転はされていますか?

私は子供が3人いるため、休日に遊びにいくためにワゴン車に乗っているので運転には慣れているつもりでした。

しかし、業務で使用するトラックはマニュアル車です。

そうです、手動でギアチェンジが必要な運転をしなくてはなりません。

 

暴走族か!というぐらい空ぶかしをして叱られる

私事で恐縮ですが、免許取りたての20年前に初めて買ったのが中古のマニュアル車のマーチでした。

当時は札幌に住んでいましたので、いきなりのマニュアル車+雪道の恐怖に耐えながら実道の練習をしていたので、慣れに従って手足のごとくマニュアル運転ができていました。

しかしその後、車の買い替えに従ってオートマ車しか乗らなくなり、すっかりシフト操作のことなど忘れてしまいました。

 

植木生産、造園の仕事ではトラックで泥とデコボコ道の畑に入らねばならず、任意にパワーが出せるマニュアル車が必要になります。

弊社では2人乗り軽トラック、3人乗り普通トラック、3人乗り3tクレーン付き中型トラックを使用しており、従業員ひとりひとりがそれぞれ単独で移動できる前提で運転をしなければなりません。

ですからオートマ限定では勤務することが不可能といえます。

 

(普段から乗り回している軽トラックと、クレーンで大樹も運搬できる3tトラック)

私は久々の半クラッチ操作に慌ててしまい、エンストを恐れクラッチベタ踏みのままアクセルを踏みすぎ、昭和の暴走族か!ってぐらい何度も派手に空ぶかしの音を事務所の庭に響かせてしまいました。

事務所に来客中でありましたので、すぐに社長が出てこられ

「野田さん、大丈夫かね???」

と、叱られたもんです。

 

それとこれは軽トラック特有のものなんでしょうか?

やたらバック時の速度が速く、車庫から出す際など一気に動いてぶつけそうになり大量の汗をかきながら運転をした覚えがあります。

あまりにも自信が持てないので、社長にお願いをして運転の練習の時間をいただき、近所を走り続けたこともありました。

 

運転には慣れたが、畑の場所が多く迷うことに

 

練習の甲斐もあり、シフト操作のカンは取り戻せたのですが、次に控える強敵は畑の場所です。

畑は事務所周辺に点在しているのですが、社内での会話を聞いているとキゾウとかナナダイとかジョウイとか町内の字以下の地名で呼ばれており、初めて聞く際は呪文のように思えました。

ですので、社長や先輩社員について畑に行くたびに、ひとつひとつの場所をグーグルマップに記録し、ひとりで作業に行く際に迷子にならぬよう畑リストを作ったのです。

 

ただし、ここでさらなる問題が発生します!

施肥の際にも記載した畑写真ですが、このような風景が会社の周りに永遠とひろがっているんですね。

弊社のある稲沢市という土地は、嘉歴3年(1328年)から植木生産を行っている歴史ある街でありますので、近隣だけでも何十という同業他社さんがおられます。

植木生産の会社数分の畑が相互に隣接しあい、よく似た風景が続いている為、グーグルマップ畑リストをナビにして現地に向かっても、ここが自社の土地なのか、他社さんの土地なのか非常に判別に困ってしまうことが度々ありました。

 

社長いわく、

「まあ働いて覚えるしかないわな」

とのことです。

 

畑を覚えたきっかけは、その場所での強烈な作業体験の結果だった

 

(イラガに刺されると強烈な電撃を食らったような痛みがあります)

先ほど似たような風景で畑の判別がつかないとお話ししましたが、上の写真のように毛虫に刺されて痛かった体験や…

(わたしにはこの芋虫がポケモンにしか見えませんでした)

オオスカシバという、鮮やかな緑色のスズメガ科のガの幼虫の出会い、同僚と仕事の合間に

「これどうみても、ポケモンのキャタピーじゃん」

と、きれいな幼虫に出会うこともあります。

そういった体験があった畑は記憶に残りやすく、慣れない場所も徐々に覚えていきました。

このまま仕事を続けていけば、どの場所も当たり前のようにわかるようになるのでしょうが、初めての体験は忘れないようにしたいですね。

 

もし、弊社に転職をお考えでしたら、マニュアル車の運転と地理把握、そして昆虫との遭遇は覚悟しておいてくださいね。

 

野田 義紀

【電話】 0587-36-1441
【受付時間】 8:00~17:00
【メール】 こちらのフォームよりどうぞ(24時間受付)≫
【対応エリア】 尾張・名古屋市・岐阜周辺にご対応


一覧ページに戻る